永遠に比較されるマキタとリョービ

マキタとリョービ

大多数の職人さんやDIY職人さんたちはしっかりと区別しているであろうこの国内2メーカー。

お互いに主軸商品は異なる舞台で戦っているはずなのにきっと永遠に比較されてしまうのでしょう。

まあプロならマキタ、DIYならリョービというのは全く間違いでは無いし、簡単な説明の仕方、選択の方法かもしれません。

ただ、お互いの歴史を知ったうえで語りたいものです。

マキタは愛知県安城市に本社を、主力工場は愛知県岡崎市に構えています。

創業者はやっぱり牧田さん、牧田茂三郎という方です。

いかにも創業者というお名前でらっしゃいます。創業当時はモーターを製造されていたということで、

創業100年を超えるウルトラ老舗メーカーです。

マキタの電動工具での国内シェアは60%と高いですが、実はマキタさんの売上高の80%以上が日本ではない国外の売上げで世界の電動工具のシェアを見ても25%という立派な数字!そう世界のマキタなんです。

対するリョービさんはというと

本社は広島県府中市というところにあり、1943年創業、前身は菱備製作所(リョウビ)という社名です。

創業当時から自動車部品などのシリンダーのダイキャスト製品なんかの製造を行いこちらは現在も主軸の商品です。

途中釣り具やゴルフ道具などの業務も行ったりしながら、印刷機や工具を幅広く扱う企業へと変貌を遂げてきました。

もうこの辺でわかって来た方もいると思いますがマキタさんは工具一本でやっていてリョービさんはいろいろやってます。

年間売上高をグループ全体で比較

マキタさん 3,800億円

リョービさん 2,272億円

まあ、どっちもすごいですよ(>_<)

俺腰の見解としてはマキタさんに関してもDIY向けに出されている工具もたくさんありますし

リョービさんもプロの現場でも申し分ないものもたくさん出されています。

各メーカーさんプロ用とDIY用工具の差別化として工具を色分けしていたりします。

ただ現状のシェア率でみればマキタさんの工具が圧倒的に高く、そうなれば現場での利便性、例えばバッテリーが切れて充電器を忘れていても同現場の職人さんに借りられる事も多かったり、同じバッテリーで使える工具のラインナップが豊富ですからこのシェア率がプロの現場では逆転なんてことは、近い将来の中では起こりえないでしょう。リョービさんもそこは理解していると思いますし、リョービさんなんかでいえば車磨きのポリッシャーなんかはプロの世界では相当シェアを持っているのではないでしょうか。

だってマキタさん、こんなのあるんだもの。

 

こんなのまで、なんかくすぐるよね。

こういった部分からマキタさんの工具はプロの愛用者が多いとか、ホームセンターでの取り扱いが多いリョービはDIY向きなんて言われるようになったのでしょう。

ちなみに日本には工具メーカーでは日立やパナソニックといった超巨大グループも存在するのに

いつも、このマキタ・リョービが比べられるのは不思議なものです。

俺腰もマキタが好きですが日立も好きですが、日立さんたまに「えっ」みたいなデザインの商品だしちゃうからね、安定のマキタを選んじゃうのかな~。

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4 件のコメント

  • 勉強になりました。実は先日初めてマキタのインパクトドライバーセット買ったばかりでした。

    • 俺の腰袋をご覧いただき誠にありがとうございます。
      マキタインパクトを購入されたんですね、私も迷ったときはマキタが多いように思います。また使ってみて使用感の感想などあれば教えて下さい!!
      今後とも宜しくお願い致します!!

  • マキタの仮払機からRYOBIな仮払機に
    買い換えました!
    ホームセンターでは、同レベルの商品でも
    マキタの方が若干高いですね!
    RYOBIなら、ワンクラス上の製品が手にはいるので!
    使うの楽しみです、

  • ACの工具では東芝日立を多く使って来ましたが、充電池モノになって、パナ、B&D、ボッシュ、最近は使い捨て感覚で中華ブランド等など。
    昨年くらいから、悔しいけれどマキタのバッテリー戦略にはまって、マキタブルーの道具が増えています。やはり充電器、バッテリーが共用できる利便性がポイント。ラインナップは豊富だが、職人さんが好んで使う道具以外はイマイチな物もあると思うけれど、数の多さは市場を制す、って感じですかね。

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