スティック型掃除機は家電メーカーのダイソンや国産メーカーがこぞってラインナップしていますが
ダイソンのスティック型コードレスクリーナーともなると最安のDyson V6 Slimというモデルでも税抜定価で51,800円。
Dyson V8 Absolute+という最上位クラスのものになると税抜でも98,800円と手の届きにくい高価なものになっています。
一方、国内の工具メーカーであるマキタや日立工機と言ったメーカーは割とお手頃な価格でラインナップしています。
ダイソンとマキタの掃除機を一概に比較することはできませんがコスト的に背に腹は代えられません。
実際のところスティック型掃除機なんてのは随分、昔から製品としてあったわけですが家電製品としてはコード付きが多く出回っていたわけです。
かたや、工具メーカーのスティック型掃除機はというと現場には電気が通っていない事も多く、家電用としてではなく現場用としてずいぶん昔からコードレススティック掃除機がラインナップされていたわけです。イオンなどの大型商業施設やテーマパーク、パチンコ店などでも昔からよく使われていました。
最近になり一般家庭でも工具メーカーであるマキタ等のスティック型掃除機が口コミやSNSを通じて人気に火が付き一般家庭でもよく使われるようになりました。
しかし、実際にマキタのスティック型掃除機を買おうと思ってもラインナップは多数あり、どれを選んでいいのかわかりません。
そこで今回はマキタに絞りスティック型掃除機を特集し、実際どんな仕様で、どのモデルが人気がありおすすめできるのかを書いていきたいと思います。
マキタの掃除機を選ぶにあたっての初めに理解しておきたい電圧と電力量数字の話
コードレスタイプの電動工具も同じなのですが基本的に7.2V・10.8V・14.4V・18Vという電圧(ボルト)別になっていてこのボルトが違うと
何が違うのかと簡単に言うとパワーが違います。数字が小さいとパワーも小さく数字が大きいとパワーも大きくという具合で比例します。
このマキタのバッテリー電圧の場合だと7.2Vが最もパワーが小さく18Vが最もパワーが大きいという事になります。
次にバッテリに明記されている3.0Ah等の数値はアンペアの事で電気の量になります。
コードレスのスティッククリーナーは常時コンセントから電力を供給されるわけではないのでバッテリを装着するわけですが
100%満充電した場合、バッテリに蓄電される電気量となり、つまりこれが使用時間の目安となるわけです。
電圧同様に数字が大きければ蓄電される電気量も増えるわけですがその分バッテリ自体の重量が大きくなってしまうという事になります。
マキタでは各電圧様々ありますが1.5Ahと小さなものから最大6Ahのバッテリまでのラインナップがあります。
例えば18Vの掃除機だと3Ahのバッテリが標準付属していますが別売の6Ahバッテリを装着すると2倍の電気量があり、単純に2倍の連続使用が可能です。
マキタのスティック型クリーナーは全部で18種類(※俺腰調べ・一部廃盤含む)
俺腰的に大きく分けるポイントはパワーと集塵方式の2つ
パワー:18V・14.4V・10.8V・7.2Vの4択
集塵方式:紙パック&ダストパック式かカプセル式の2択
この上記の2つでかなり自分に見合ったものが絞られると思います。
次に連続使用時間ですが標準付属のバッテリは1.3Ah・1.5Ah・3Ahの3種類です。
マキタのバッテリは上記のバッテリの他にも最大6Ahのバッテリまで販売していますから
別途バッテリを購入すれば連続使用時間も長くなりますし、1つバッテリを充電していても
もう一つあれば待ち時間なしで使用できるわけです。
それでは各電圧別にラインナップを紹介していきます。
表は価格の次に共通の項目から羅列していきますので自分の好みの物を追ってお進みください!
まずはパワー最強の18Vモデル
集塵方式・容量
18ボルトタイプの標準セットは上記の3タイプになります。
紙パック式が良いというユーザーは一番右のCL182FDRFWタイプになります。
カプセル式でより長時間の使用をお望みなら真ん中のCL181FDRFWの標準モードで使用するのがいいでしょう。
短時間でもより強力に掃除を行いたい方は左のCL180FDRFWのチョイスになります。
18ボルトタイプのカプセル式で悩んだら真ん中のCL181FDRFWをチョイスするのが無難でしょう。
強モード・標準モードを使い分けて上手なお掃除が出来ると思います。
プロの現場で最も多い14.4Vモデル
14ボルトタイプの標準セットは上記の3タイプになります。
紙パック式が良いというユーザーは一番右のCL142FDRFWタイプになります。
カプセル式でより長時間の使用をお望みなら真ん中のCL141FDRFWの標準モードで使用するのがいいでしょう。
短時間でもより強力に掃除を行いたい方は左のCL140FDRFWのチョイスになります。
14ボルトタイプのカプセル式で悩んだら真ん中のCL141FDRFWをチョイスするのが無難でしょう。
強モード・標準モードを使い分けて上手なお掃除が出来ると思います。
次のページでは10.8Vタイプと7.2Vタイプをご紹介
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