別荘トレーラーハウスDIY日記~8~の続きです。
前回コンロ設置場所の基礎の追加工事も並行して行いながら進めました。
コンロ幅、奥行きが小さかったために拡張しながら進めているわけですがここから本格的にコンロ自体の製作に取り掛かりたいと思います。
レンガを水に浸す
まずは、他サイトや情報誌でも、レンガを積むにあたりよく耳にすることですが、この作業はすごく大切なことがわかりました。
それは使用するレンガをあらかじめ水につけておくことです。この作業がなぜ必要なのか、本当のところどうなのと言うところですが、レンガを積むというのは通常セメントを塗って積んでいくわけです、セメントが硬化していくにあたり、セメントを練ったときに含んだ水を蒸発させながら固まっていくわけです。しかしこの蒸発が季節にもよりますがあまりに暑い夏場で蒸発が早く硬化が一気に進んでしまえばひび割れの原因となり、もろいセメントになってしまうわけであります。そこであらかじめレンガにも水分を含ませておけば積み終わったレンガからセメントへも水分が浸透してくれる事で比較的ゆっくりとした硬化時間をつくれるわけです。
俺腰もこの作業をさぼったり、打設後の水まきをさぼったことがありますがそれはもうひび割れが激しく起こります。
それくらい効果のある作業なのでしっかりと水を含ませて下さい。
打設後も適度な水分の補給が大切です、打設直後に大量の水分は禁物ですが表面が完全に乾燥しない程度に慌てずにじっくり見守りながらしてやる事で仕上りが綺麗にいくと思いますので根気よく作業してください。
では積んで行きましょう。俺腰は今回レンガを面の大きい面が見える様に積んでいますがあまり一般的ではないかもしれません。一般的には細長い面が正面に向いていることが多いと思いますが、この向きにした理由は面積を稼ぐためでございます。廃材ですから数に限りもありますのでこういった向きで積んでいるわけです。この向きの場合セメントもこぼれやすく非常に積みにくいのであまりお勧めできません。
僕がDIYの参考にと、よく拝見させていただくサイトがあります、そのサイト運営者の方もDIYをされているのですが、はっきり言ってDIYの域を完全に飛び抜けています。
もはやプロです、本人がなんと言おうとプロです。今回、そんなとあるサイト運営者の方に連絡をし紹介されている記事、画像を使用させていただけないかとお願いしたところ快くOKしていただきましたので紹介したいと思います。
こういったレンガ積みのDIY作業ではどうしてもセメント、モルタルの量や粘度調節が難しく、レベルを合わせながら作業をしていくのは大変難しい作業です。そこで「DIY 日曜大工で家をつくる」サイトさんが実践され記事で紹介されている方法が役に立つのです。
それは
この記事ともっと早く出会いたかった、恐らく、かなりの時間、材料を節約できる上、仕上りも相当綺麗にいくと思います。
「DIY 日曜大工で家をつくる」さんの紹介記事を見ても分かる通り、自分で家を建てられているのですから、こんな作業に時間も労力もかけていられないでしょうし、何より賢いのでしょう。
僕のDIYが恥ずかしく思えてきます。
それでも完成させないといけないので我流でがんばって作業です。外側は通常のレンガ、真ん中はブロック、内側は耐火レンガと耐火セメントという予定で進めているわけです。
耐火セメントというのは初めて使うわけですが、通常のセメントのようにただ放置するだけでは固まらないのであります。
火入れを行う事で固まるという事ですが果たしてどうなるのでしょう。
外枠のレンガ積みはこの辺で一段落させ、耐火セメントというものにチャレンジです。
取りあえず練って流し込みをしてみました。
流し込んだ下には型枠の木材と鉄筋を仕込んでおきました。
火入れを行います。方法がわからなかったのでとりあえず下の木もろとも燃やしてしまおうという事で火をつけました。
そして上からも・・・
あれ、耐火セメントなくなっちゃった・・・
そうです。実は私のやった火入れの方法が悪かったのでしょう。
思うように固まらずモロモロになってしまったので破壊し別の方法でやる事にしました。
耐火モルタルは僕にはできなかったのでこの↓仕様でやる事にしました。
鉄筋は20mmのものを使用。
コンクリート板は切断してはめてみました。
そしてコンクリート板の上に耐火レンガをのせて
なんとか形にできました。
BBQの網をのせる鉄筋をはめる溝をつくって
いい感じです。
正面からの見た目があまりきれいではないので
この溝は、バーベキューの時に火箸なんかを置くスペースにしようという事でもう少し綺麗に
モルタルで塗り固めていきます。
レンガの廃材でなんとなく装飾、そこそこ使えそうな大きさのコンロの完成です。
下の部分はいずれピザ釜みたいにしたいな~。
コメントを残す